電線や銅線を少しでも高く買い取りしてもらう方法とは?
では、電線や銅線を高く買い取ってもらうにはどうすればよいのでしょうか。
まず、一番重要なのは、非鉄金属の中では、銅は非常に高い価格で買い取りをしてもらえる金属であると言えますが、だからと言って貴金属や宝石などと同じような値がつくわけではありません。
そのため、まずは買い取りをしてもらえるだけの量があることが重要です。また、金や銀と比べると、銅は非常に劣化しやすい金属です。保管状態が悪かったり、粗雑な扱いをしてしまったりすると非常に速いスピードで劣化が進んでしまいます。
質が低下してしまった銅は「下銅」と呼ばれて買い取り価格が低くなってしまうので注意が必要です。また、銅が薄い状態になってしまったものも「銅箔」と呼ばれて価値が下がってしまいます。銅の中で一番査定価格が高いのが、雑電線から被覆を取り除いた銅線で、なおかつ1本の断面が1.3mm以上の「ピカ線」です。
このピカ線でも、エナメル加工やメッキ加工、劣化が見られると買い取り価格は下がってしまいます。また、銅以外の金属が含まれていても、当然買い取り価格は下がってしまいます。銅の価格は、ロンドン金属取引所(LMF)によって公開される取引価格を元にして、国内産銅メーカーが決定しています。
銅を高値で買い取りしてもらうタイミングを知りたければ、価格を掲載しているサイト等を見てみるのもいいでしょう。また鈴喜商店では買い取りについても知識が豊富なスタッフが相談に乗ってくれるので、価格について相談してみるのもいいでしょう。