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電線や銅線の買い取り、その流れをくわしくご紹介します

回収された電線や銅線は、どのような流れで買い取り及びリサイクルされるのでしょうか?
まず買い取りの流れからご紹介していきます。まずは電線くずの中に、銅の部分がどれくらいあるのかを計測します。

実際にビニール線を剥ぎ、銅線は何%か、それ以外の部分が何%かを調べていきます。銅の割合のことは「歩留まり(ぶどまり)」と呼ばれます。

たとえば、銅の割合が70%だった場合には「歩留まり70%」という風に呼ばれるのです。ここから銅の重さがわかり、買い取りというのが一般的な流れです。

次に、電線処理の方法をご紹介しましょう。鈴喜商店では、回収されてきた廃電線は、処理を専門的に行っているナゲット処理業者においてナゲット処理されます。ナゲット処理とは電線を米粒大くらいの細かさに粉砕して、被膜、胴体をそれぞれ比重選別します。

その後、それぞれ分別回収されます。ナゲット処理では細かい雑電線の処理もでき、機械に投入する前にある程度の不純物を取り除いたらある程度のボリュームであれば自動運転で分別回収が可能です。

焼却処理に比べると環境に及ぼす影響は少なく、また、銅が酸化しないので純度も保つことができ、形状も安定しているので、製品として扱いやすい、というメリットがあります。

ナゲット処理によって銅、アルミ、被覆材へと分別し回収され、このうち被覆材については、一部はリサイクルされ、その他は産業廃棄物処理業者へと委託し、埋め立てあるいは焼却処分されます。

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