鈴喜商店でスクラップ買取してもらう金属の種類の見分け方

磁石が付くのが鉄

鉄の定義のひとつが「磁石に付く」ということです。磁石に付かない銅やアルミ、鉛、ステンレスといった金属は「非鉄金属」に分類され、明確に鉄ではない金属と定義できます。

このことから、金属スクラップを買取っている業者では磁石に付くかどうかを調べることで、金属スクラップの中から鉄だけを選別し、買取を行っています。

十円硬貨をイメージすると分かりやすいですが、銅には赤茶色をしているという特徴があります。このような銅ならではの色の特徴は、銅と他の金属を混ぜ合わせて作られた銅合金においても同様に現れるため、銅と銅が含まれていない金属を選別する際のポイントとなります。

ただし、赤茶色をした金属の中には表面に銅が被覆しただけで、大部分は別の種類の金属であるものも少なくありません。

アルミには鉄と変わらないほどの高い強度があるにもかかわらず非常に軽いという特徴があり、軽量化が図られやすい製品や持ち運びやすさが重視される製品では特に多く使用されています。

このことから、アルミには数多くある金属の中でも比重が軽いという点で大きな特徴があり、この点は他の金属と見分ける際の重要なポイントとなります。

一般的な金属のほとんどは強度が非常に高く、加工をするためにはプレス機で大きな圧力を加えたり、火や電気を利用して高温を加えたりしなければなりません。これに対して鉛は常温でも柔らかく、加工がしやすいという特徴があります。

このような柔らかいという鉛の特徴は、他の金属と鉛を見分ける際にも重要なポイントとなります。